メディカルクラークとは
メディカルクラーク
クラークとは英語で事務員のことです。病院事務職を、最近特にこう呼びます。メディカルクラークは、外来もしくは病棟で、事務だけでなく、医師や看護師、患者さんの状態や心をサポートし、患者の応対、介助、検査の説明、物品の調達や書類の整理など業務は多岐にわたります。他の部署間との連携も必要な治療の現場に近いセクションでの業務のため、コミュニケーション能力があり、現場の状況を把握する能力が求められます。
受付では患者さんの気持ちを汲んで、安心感を与え、医療スタッフとの橋渡しをするのが大切です。
厳密には、メディカルクラークとは、医療教育財団が主催する医療事務技能審査試験の合格者に与えられる称号です。30年の歴史があり、医療機関からの評価が高い資格の一つです。
病院で、まず患者さんが出会うのは、医師でも看護師でもなくメディカルクラークが多いでしょう。患者さんが診察を終えて帰る時もそうです。患者さんは、体調が悪い方や、不安な方です。そうした患者さんにあたたかく接することで、患者さんも治療を受ける意欲が違ってくるるものです。保険点数だけわかればいいのではありません。
専門学校ですと、同時にヘルパーの資格やパソコンの資格も取れるのも魅力です。
1時間目から、50分授業が6時間目で、きっちりあります。
講義内容は、医療事務、コンピュータ、人間学、メディカルクラーク論 、医療
管理学、老人・障害者心理学、医療実務論、臨床医学、内科学、手話言語、薬剤学、社会福祉、医療関連法規、接遇マナー、栄養・調理学、放射線医学など多岐にわたります。
特に、メディカルクラーク論は、クラーク業務の意義や患者論を学び、具体的帳票類の扱いを勉強します。
栄養・調理学は、病人食の特徴や調理技術を学び、実習します。
医療管理学は、患者医師関係学、医療の倫理、医療システム、健康保険制度、医療経済、福祉との関係、さらに医療行政について勉強します。これらは、社会構造と密接に関連していて、高齢社会、不況、といった状況に影響を受けています。そういうことも学ばないと、実際の現場では動けないでしょう。
これまで日本で立ち遅れてきた、結果にもとづく医療の評価も行います。
試験内容は、実技I(患者待遇)、実技II(診療報酬請求明細書作成・点検)、学科(医療事務知識)と、レセプトだけではありません。
さらに、1級・2級(医科・歯科)に分かれ、1級が年2回、2級が年8回あります。
2級の受験資格は、一定の教育を受けた者もしくは6ヵ月以上の実務経験者です。
1級は、2級に合格した者もしくは1年6ヵ月以上の医療事務職実務経験者です。
受験料は1級、2級とも6500円です。
こうしてみると、独学で試験を目指すよりは、専門学校などで学んだ方が、幅広く学べます。そうして、幅広い知識は、医療事務技能審査試験の合格の近道になりそうです。機械的に、レセプトや過去問題をしようとしても、チンプンカンプンです。
さらに、資格がなくても、受け入れてくれるところで実務経験があった場合、レセプトや過去問題が理解しやすくなります。だから、受験資格に医療事務職実務経験者があるのです。
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