代表的な資格
医療事務ができることを証明する、もっとも有力な資格は医療事務技能審査試験と診療報酬請求事務能力認定試験です。どちらも30年余りにわたって、医療機関からの評価が高く、現場で効力をもってきた代表的な資格です。ですので、就職には、医療現場を未経験でも有利であると考えられます。
特に医療事務技能審査試験はメディカルクラークと呼ばれ、最も医療関係者からは重要視されています。
医療事務を行うのに必要な、受付業務・会計業務・オペレーター業務等全般、診療報酬請求事務の能力がすべて審査されます。いわゆるレセプトだけではないのです。
合格者にはメディカルクラークの称号が付与されます。
この称号は、診療報酬請求事務業務だけでなく、医療事務職として求められる能力を総合的に備えていることを証明するものです。
医療事務技能審査試験の合格率は、独学から専門学校まで合わせて毎年平均して50%程度で、難易度としては、要点を押さえて勉強すれば受かるレベルです。
それが難しいのであれば、他の資格にチャレンジするのも選択肢の一つです。就職への有利さは、医療事務技能審査試験と診療報酬請求事務能力認定試験には、劣りますが、ある程度有利とは考えられます。人手が足りなくて、無資格でも働いている人がいる状況ですから。
資格の種類には、医療事務管理士技能認定試験、医療秘書技能認定試験、日本医師会医療秘書認定試験、医療秘書技能検定試験、医事オペレータ技能認定試験、診療情報管理技能認定試験、医事コンピュータ技能認定試験、保険請求事務技能検定試験、医療保険士、医療保険調剤報酬事務士、診療情報管理士、調剤事務管理士技能認定試験、調剤報酬請求事務専門士検定試験、医療管理秘書士・医療秘書士、調剤情報実務能力検定試験、医事管理士、病歴記録管理士(初級)などです。
いずれも、レセプトの作成や申請、カルテの整理など、医療に必要な事務の知識を審査するものになっています。極端な話、レセプトとパソコン、対人接触ができれば、仕事がこなせます。
ですが、勉強すれば受かるレベルなのですから、医療事務技能審査試験と診療報酬請求事務能力認定試験を取って欲しいものです。
これら二つの資格を主催する財団は、30年にわたる医療事務技能審査事業を通して、医療事務技能のベースアップや質の確保を推し進め、医療事務職の社会的な認知にも貢献してきました。
そのため医療事務技能審査試験の合格者には、メディカルクラークの称号が付与してきました。この称号は、診療報酬請求事務業務のみならず、窓口業務やカルテの管理など医療事務職として求められる能力を総合的に備えていることを証明するものです。
そのほかに、医療事務に関連する資格である医事オペレータ、医療秘書、診療情報管理、調剤報酬請求事務、介護技能としてケアクラーク、メディケアエイダーの各技能認定も行っています。
ですので、それらの資格にトライしてから、医療事務技能審査試験と診療報酬請求事務能力認定試験へと進めば、無理のないステップアップができるかもしれません。傾向と対策がわかるからです。法律関係でもそうしたテクニックは用いられてきています。
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